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性風俗年表(風俗・性犯罪・社会) ② 1896年 明治29年

性風俗年表(風俗・性犯罪・社会)
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性風俗年表(風俗・性犯罪・社会) ②





こんばんは!
めるもです!
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性風俗年表(風俗・性犯罪・社会) ② 1896年 明治29年







セックス産業・売春

この年

※花柳界でのろけることをエヌル、芸者を上げることをアップ、梅毒のことをプラムなどという言葉が流行。海軍の軍人や御用商人が多い東京・赤坂広がったもの。
※北海道・枝幸村、滝川町、小樽区、霧多布村に遊郭が許可される。
※秋田県で娼妓身体検査規則が制定される。
※岩手県の貸座敷は103軒、娼妓は412人。
※滋賀県における貸座敷は227軒、娼妓は625人芸者は270人。
※大阪・新堀遊郭が廃止される。
※マニラに領事館が開設される。からゆきさんのいる宿が17番まで確認される。
※米ニューヨーク市で、娼館の女性を取り締まる法律が施行される。
※米フィラデルフィアの娼家で働く少女売春婦の収入は週に最低20ドル以上で、同年代の少女よりはるかに高額だった。
※日清戦争前に2000に満たなかった東京の芸妓が、戦勝景気により2600に増加、1899年には3120人を数える。


この頃

※福岡・相生検番(元新萱堂)の芸者置き屋は14軒、芸者67人。







性犯罪・性的事件

この年

※フランスのルグリュディックが、この年に報告された134件のごうかん近親相姦が17件と指摘。

この頃

※ロシアで性的犯罪を行った僧侶は30人、平修道士(僧衣を着てお祈りもするが、ふだんは労働に従事している者)83人。うち小児への性的襲撃が僧侶6人、平修道士43人。







性の文化・性の科学

この年

※神奈川県下の梅毒検査所は横浜・真金町、神奈川駅、横須賀など14か所。検梅総数は10万3362人、うち患者が3321人。
※福岡県の私生児は1892人で男児937人、女児955人。
※樋口一葉が「たけくらべ」を発表。10代の少年少女の幼なじみ恋愛を描いたもの。
※滋賀県下における検梅受検者数1万4943人、患者数582人。
※赤痢による死者は9174人、ジフテリアも流行。
※全国の死亡率が人口1000人につき17.1人に低下。公衆衛生の成果といわれた。
※外国人の間で綿絵の収集が流行。品切れの絵草紙屋も出る。また模造品も出回る。
※ベルギーのスピゲールがヨヒンビンを発見。男性の性的不能治療薬、精力剤として世界的に広がる。
※アメリカでサイレント映画「KISS-メイ・アーウィンとジョン・C・ライスの接  」が公開される。映画初のキスシーンだったが、「吐き気をもよおす、警察の介入が必要だ」という
非難が殺到。
※アメリカのブルームが33歳以前に卵巣を摘出した女性は性的欲求に変化がない(逆に旺盛になった女性もいる)こと、33歳以後は衰退すると報告。以後この説が定着。
また70歳の女性にも性的欲求があることも指摘。
※アメリカで「赤ちゃんのすべて」が出版され大ベストセラーとなる。この中でマスターベーションの悪癖予防策として包茎切除手術が大流行。これを行っていることがエリート段階の証とされる。
※アメリカのジョンソン&ジョンソン社が初めての生理用品「リスターズ・タオル」を売り出す。ガーゼで綿を包み、褌のように吊るして使うもので、使い捨て方式。
※ドイツの動物学者グロースが、オスの求愛行動はそれ自体性的興奮を高めるためのものであると指摘。
※B・W・シュッフェルトが靴フェチの未婚女性の例を報告。女性は靴に対して抑えがたい魅力を感じ、自分の目につくすべきの場所に靴を飾り、毎日3時間ごとに規制正しく新しい靴にはきかえた。
※イギリスの産科医O・Bハートが膣の粘液質の膜の組織が皮膚の組織に類似していることを指摘。







性の規制・社会一般

この年

※女子の職業別収入。女医1日約6円、女工日給5~16銭、電話交換手日給12~25銭、印刷女工日給7~4銭。
※全国の製糸女工は17万2902人。うち長野県のみで30%。
※新潟県の出寄留者は10万2823人。大半は没落農民で外国への移住398人、県外への移住5万922人、県内町村へ2万9005人、陸軍へ4009人、監獄へ1554人、失踪1万6935人。
この頃、北海道への移住のうち新潟県出身者の占める比率が10%に達し、「北海道落ち」という言葉も流布。
※アメリカのハルハウス、50人の委員会により「酒場の社会的価値」を調査。
※アメリカ最高裁が、人種差別に関して「分離するけど平等」の原則を樹立。
※パリの控訴院が、当人が性病にかかっていることを知りながら結婚し、妻に病気をうつした場合、十分な離婚の理由になると判決。





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