性風俗年表(風俗・性犯罪・社会) ⑧ 1962年 昭和37年
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性風俗年表(風俗・性犯罪・社会) ⑧
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性風俗年表(風俗・性犯罪・社会) ⑧ 1962年 昭和37年
売春・セックス産業
この年
*ラブホテル専用にコンドームを卸す会社が設立される。
*都内のトルコ風呂は112軒。料金はおスペ1500円、ダブル・スペシャル2000円、本番3000~5000円。
千葉・栄町にトルコ風呂の第1号店がオープン。
*トルコ風呂は設備競争時代に入り、田舎づくり、江戸風、御殿風など趣向を凝らしたものが相次ぎ登場。
*東京のポン引きは800人から1000人。1人あたりの女性は20人、(生活するのに最低必要)、トップクラスで100人(これ以上は日程などをコントロールできない)。
*全国のゼイバーは100軒、店で働くホストは約5000人。
*東京の家出人の中で売春婦に転落していた女性が2340人。うち247人が営利誘拐の被害者だったが、彼女たちのほとんどが犯人と性関係があり、被害者意識なし。
*東京・新宿がミドルティーンと呼ばれる14歳から17歳を中心とする若者のメッカに。喫茶店を根城に女性をからかい、喧嘩をしかけるなど暴走も。
4.-
別府市に警察の目をごまかすため、買い物カゴに大根などを入れ、夫と待ち合わせいるように装って客を引く街娼が登場。
7.16
コールガール35人を抱え、芸能人などを相手に1晩5000~1万円で売春させていた男(47)が警視庁に逮捕される。
7.18
東京・吉原の元赤線で、無免許の女アンマ(パンマ)に売春させていた旅館8軒が警視庁に摘発され、パンマ20人が逮捕される。
9.22
文化放送の番組で、元赤線のトルコ風呂では「月50人の客を取る」ことがノルマとされている実態が暴露される。
11.-
パンマ(マッサージ売春)の急増に対処するため、東京都の売春対策本部がパンマ対策協議会を開催。ただし具体案は出ず、野放し状態に。この頃、パンマ3行広告が新聞に氾濫。
12.-
禁止された深夜喫茶に代わって、背の高いソファを仕切りにした同伴喫茶が流行。ジュース
1杯200円(普通席は100円)。
性犯罪・性的事件
この年
*アメリカの小児科医ケンプ博士が「殴打児症候群」について発表。じどう虐待について初めて警告。
8.5
米の人気女優でセックスシンボルのマリリン・モンローが急死。睡眠薬の飲みすぎの事故死と公表されたが、自殺説、政治スキャンダルがらみの疑惑も飛び交う。
8.12
ニューヨークで、この日だけで12人が自殺。米国では8月は自殺が最も少ない月で、これほど
大量の自殺者がでたのはモンローの死の影響と推定された。
10.26
総理府の「青しょうねん白書」で、刑法犯しょうねんが戦前・戦後を通じて最多、盗みの原因が貧困によるものから享楽的・冒険的に移行したと指摘。
12.12
青森県三沢基地の米兵が補修帰りの女子生徒を学校へ引き込み暴行。
12.20
東京・浅草署に睡眠薬を飲み、連れ込み旅館で7~8人で乱交していたちゅうがくせい52人(うち女子が37人)補導される。
性の文化・性の科学
この年
*「高橋鐵コレクション」「100万人のよる」「週刊特報」が摘発される。
*女性の下着がブラジャーとパンテイだけになり、スリップが消え始める。
*スウェーデンで経口避妊薬(ピル)が解禁となる。
*米でライフ・ギンズバーグ編集の季刊ヴィジュアル誌「エロス」創刊、第4号が黒人男性と白人女性
の絡み写真が問題として指摘される。1966年に最高裁で有罪判決。
*米のヘン・ガーリー・ブラウンが「セックスと独身女性」を出版。のちにフェミニズムのパイオニアといわれる。1963年、米のベティ・フリーダンが「新しい女性の創造」を出版。これらを契機にペニスの持つ役割に対する女性の側からの再検討が始まる。
3.11
国産ピンク映画の第1号「肉体の市場」(小林悟監督、香取環主演)が公開され、トイレでのごうかんシーン、レズによるリンチなどの迫力で大当たり。ただし封切り直後、警視庁からカットを命じられる。ピンク映画の名称はまだなかった。
3.-
宴会に出張するエロショーの料金はブルーフィルム(日本製、外国製各1本)とエロ・ショ
(シロシロ、白黒、花電車のいずれか)がセットで3万円。
7.-
一見しただけでは普通のタオルだが、水やお湯につけると蛍光染料でプリントした男女の
”からみ合い”が浮き出るというタオルを和歌山県南紀白浜温泉の旅館に1枚60円で卸していた大阪のタオル業者が、大阪府警に摘発される。
8.-
SM雑誌「奇譚クラブ」8.9月号から花巻京太郎(のち団鬼六と改名)の「花と蛇」の連載が開始される。大好評となりSM小説の人気を決定づける。
性の規制・社会一般
この年
*「三ちゃん農業」という言葉が流行。父ちゃんは出稼ぎで農業は母ちゃん、じいちゃん、ばあちゃんがやってるという意味。また農村の後継結婚難(嫁キキン)が深刻化。
*学生の間で{MMK」(もててもてて困るの意)という言葉が流行。
*中国が1958年の大踊進計画で中断していた産児制限キャンペーンを再開。
1.31
東京の常住人口が推定で1000万人を突破し、1000万都市が誕生。
3.29
民法が改正公布される。危難、失踪期間、同時死亡の推定、相続人のない遺産の特別縁故者への分与などを規定。
3.-
警視庁が1964年10月の東京オリンピックまでに選手村周辺の街娼やポン引きを一掃するため、パトカーや携帯無線を導入。
4.1
売春対策国民協議会が、売春対策の見地から、東京オリピック開催の延期あるいは辞退の措置をとるよう、東京都知事に要望。
10.‐キューバ危機。1962年10月から11月にかけて、ソビエト連邦がキューバに核ミサイル基地を建設していることが発覚、
アメリカ合衆国がカリブ海でキューバの海上封鎖を実施し、米ソ間の緊張が高まり、核戦争寸前まで達した一連の出来事のこと。
冷戦の一つのピークとなった事件である。
11.2
売春対策国民協議会が、自民党広報委員会小泉純也氏の「赤線を復活させてはどうか」という意味の発言に対し、久布白会長名で公開質問状を提出。
めるも
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性風俗年表(風俗・性犯罪・社会) ⑧ 1962年 昭和37年
売春・セックス産業
この年
*ラブホテル専用にコンドームを卸す会社が設立される。
*都内のトルコ風呂は112軒。料金はおスペ1500円、ダブル・スペシャル2000円、本番3000~5000円。
千葉・栄町にトルコ風呂の第1号店がオープン。
*トルコ風呂は設備競争時代に入り、田舎づくり、江戸風、御殿風など趣向を凝らしたものが相次ぎ登場。
*東京のポン引きは800人から1000人。1人あたりの女性は20人、(生活するのに最低必要)、トップクラスで100人(これ以上は日程などをコントロールできない)。
*全国のゼイバーは100軒、店で働くホストは約5000人。
*東京の家出人の中で売春婦に転落していた女性が2340人。うち247人が営利誘拐の被害者だったが、彼女たちのほとんどが犯人と性関係があり、被害者意識なし。
*東京・新宿がミドルティーンと呼ばれる14歳から17歳を中心とする若者のメッカに。喫茶店を根城に女性をからかい、喧嘩をしかけるなど暴走も。
4.-
別府市に警察の目をごまかすため、買い物カゴに大根などを入れ、夫と待ち合わせいるように装って客を引く街娼が登場。
7.16
コールガール35人を抱え、芸能人などを相手に1晩5000~1万円で売春させていた男(47)が警視庁に逮捕される。
7.18
東京・吉原の元赤線で、無免許の女アンマ(パンマ)に売春させていた旅館8軒が警視庁に摘発され、パンマ20人が逮捕される。
9.22
文化放送の番組で、元赤線のトルコ風呂では「月50人の客を取る」ことがノルマとされている実態が暴露される。
11.-
パンマ(マッサージ売春)の急増に対処するため、東京都の売春対策本部がパンマ対策協議会を開催。ただし具体案は出ず、野放し状態に。この頃、パンマ3行広告が新聞に氾濫。
12.-
禁止された深夜喫茶に代わって、背の高いソファを仕切りにした同伴喫茶が流行。ジュース
1杯200円(普通席は100円)。
性犯罪・性的事件
この年
*アメリカの小児科医ケンプ博士が「殴打児症候群」について発表。じどう虐待について初めて警告。
8.5
米の人気女優でセックスシンボルのマリリン・モンローが急死。睡眠薬の飲みすぎの事故死と公表されたが、自殺説、政治スキャンダルがらみの疑惑も飛び交う。
8.12
ニューヨークで、この日だけで12人が自殺。米国では8月は自殺が最も少ない月で、これほど
大量の自殺者がでたのはモンローの死の影響と推定された。
10.26
総理府の「青しょうねん白書」で、刑法犯しょうねんが戦前・戦後を通じて最多、盗みの原因が貧困によるものから享楽的・冒険的に移行したと指摘。
12.12
青森県三沢基地の米兵が補修帰りの女子生徒を学校へ引き込み暴行。
12.20
東京・浅草署に睡眠薬を飲み、連れ込み旅館で7~8人で乱交していたちゅうがくせい52人(うち女子が37人)補導される。
性の文化・性の科学
この年
*「高橋鐵コレクション」「100万人のよる」「週刊特報」が摘発される。
*女性の下着がブラジャーとパンテイだけになり、スリップが消え始める。
*スウェーデンで経口避妊薬(ピル)が解禁となる。
*米でライフ・ギンズバーグ編集の季刊ヴィジュアル誌「エロス」創刊、第4号が黒人男性と白人女性
の絡み写真が問題として指摘される。1966年に最高裁で有罪判決。
*米のヘン・ガーリー・ブラウンが「セックスと独身女性」を出版。のちにフェミニズムのパイオニアといわれる。1963年、米のベティ・フリーダンが「新しい女性の創造」を出版。これらを契機にペニスの持つ役割に対する女性の側からの再検討が始まる。
3.11
国産ピンク映画の第1号「肉体の市場」(小林悟監督、香取環主演)が公開され、トイレでのごうかんシーン、レズによるリンチなどの迫力で大当たり。ただし封切り直後、警視庁からカットを命じられる。ピンク映画の名称はまだなかった。
3.-
宴会に出張するエロショーの料金はブルーフィルム(日本製、外国製各1本)とエロ・ショ
(シロシロ、白黒、花電車のいずれか)がセットで3万円。
7.-
一見しただけでは普通のタオルだが、水やお湯につけると蛍光染料でプリントした男女の
”からみ合い”が浮き出るというタオルを和歌山県南紀白浜温泉の旅館に1枚60円で卸していた大阪のタオル業者が、大阪府警に摘発される。
8.-
SM雑誌「奇譚クラブ」8.9月号から花巻京太郎(のち団鬼六と改名)の「花と蛇」の連載が開始される。大好評となりSM小説の人気を決定づける。
性の規制・社会一般
この年
*「三ちゃん農業」という言葉が流行。父ちゃんは出稼ぎで農業は母ちゃん、じいちゃん、ばあちゃんがやってるという意味。また農村の後継結婚難(嫁キキン)が深刻化。
*学生の間で{MMK」(もててもてて困るの意)という言葉が流行。
*中国が1958年の大踊進計画で中断していた産児制限キャンペーンを再開。
1.31
東京の常住人口が推定で1000万人を突破し、1000万都市が誕生。
3.29
民法が改正公布される。危難、失踪期間、同時死亡の推定、相続人のない遺産の特別縁故者への分与などを規定。
3.-
警視庁が1964年10月の東京オリンピックまでに選手村周辺の街娼やポン引きを一掃するため、パトカーや携帯無線を導入。
4.1
売春対策国民協議会が、売春対策の見地から、東京オリピック開催の延期あるいは辞退の措置をとるよう、東京都知事に要望。
10.‐キューバ危機。1962年10月から11月にかけて、ソビエト連邦がキューバに核ミサイル基地を建設していることが発覚、
アメリカ合衆国がカリブ海でキューバの海上封鎖を実施し、米ソ間の緊張が高まり、核戦争寸前まで達した一連の出来事のこと。
冷戦の一つのピークとなった事件である。
11.2
売春対策国民協議会が、自民党広報委員会小泉純也氏の「赤線を復活させてはどうか」という意味の発言に対し、久布白会長名で公開質問状を提出。
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